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ももっちぃSANUIの『5月映画の話』その1 (第73話)

ももっちぃSANUIの『5月映画の話』その1

●『阪急電車(片道15分の奇跡)』 ・・・・Tジョイ博多、天神東宝ほか

 阪急百貨店が博多駅に出来ましたから、この映画はTジョイ博多で見たのでしたが、中谷美紀は色気のある美人ですね!宮本信子は才気のあるベテラン女優ですね!

 短編小説の張り合わせ的な場面設定で、いろんな場面のカップルを違う形でくっつけていく、関西人の制作技法は、この映画でも忠実に再現されて面白みを出していましたね。

 最初の下りが、可笑しい!
 色気のある美人が、カフェテリアで『私があなたとの結婚の準備をしている最中に事も有ろうに、この子(女)と、したのっ!それも、生でっ!』と、これ見よがしに『彼と、職場の後輩でもある彼女(妊娠してしまっていた)』に対し、『寝取られ女』の中谷美紀が大声で怒鳴るのでした。

 ここから、この電車は出発する・・・・・のでした。


●『100000年後の安全』・・・・・KBCシネマ

 『開けてはいけない玉手箱』の実話であり、未来進行形であるが故に、われわれに突きつける課題の大きさが凄いのでした。
 『放射能』という『使ってはならない物質』に手を染めてしまった現代人と地球を救うために、現代の科学者たちが『フィンランド』の或る場所に、完成まであと150年以上は掛かりそうな『地下トンネル』を掘り始めています。

そこに『原子力発電所』から出る『放射性廃棄物』を埋蔵する計画です。
 『放射性廃棄物』が自然に自然界に溶け込むのには100000年がかかるそうです。
今出来た『放射性廃棄物燃料棒』を遙か地下深くに隠して、100000年かけるための施設です。

その間に人類の未来の人たちが、絶対にココを開けないための工夫が、すごいSF的で凄いのでした。
例えば、文字や言語すら、現在とは違って来るであろう事も想定した工夫がなされています。

 このトンネルのことを、知らない人が多すぎるので、このトンネルの意味を知らせる映画です。
『開けてはいけない玉手箱』を現代人が何故作らないといけないのかを、突きつけています。

 4月末ごろから放映されていましたが、5月8日の日曜日に行きました。しかし、けっこう客が入っていまして口コミで広がっています。

by sanuimomochi | 2011-05-09 22:23 | 映画の話